オアハカ、イミグラちょびっと奮闘記②

一昨日の続き。

前回イミグラに着くところまで書いた。
本当は奮闘記と胸を張って書けるくらいに、壁にぶつかりながらビザの更新という難行をクリアするんだろう、と最初は楽しみ半分、怖さ半分だったけれども、実は毎度イミグラから笑顔で出てくるような、楽しい経験だった。

イミグラよりも、片道1時間半の汗だく子連れ往復の方が、思い出すとグッタリしてくる。帰りに財布をすられたりした事もあったし。

さて、オアハカのイミグラはまず、シティと違って窓口がある部屋の入り口で番号札を取って、外の椅子に座って待つ事が出来た。

イミグラの建物内部。待つのも気持ちいい雰囲気。
イミグラの建物内部。待つのも気持ちいい雰囲気。

イミグラ初日、そこに着いたのは窓口受付が閉まる5分前だった。
だからかも知れないけれど、待っていたのは2、3人。
メキシコシティに比べるとなんて長閑なんだろう。

ちなみに初めてのオアハカのイミグラのシステムは入り口の警備員が非常に親切に教えてくれて、わざわざ番号札も取って、空いている椅子まで案内してくれた。
他の待っていた人も、ちゃんと番号札取った?なんて声を掛けてくれるのが、嬉しいところ。

子供たちと椅子に座った。
でも、本当に僕の延長手続きはこの窓口でいいのかな〜、とメキシコでは時々石橋を叩きたくなったりする僕は、椅子に座って待つよりは案内された窓口とは別の部屋の人を捕まえて、手続きについて聞いてみた。手持ち無沙汰だったのもある。
すると彼は作業中の手を止めて、自分のデスクに僕らを案内してくれて、ビザの延長に何が必要かなど親切に教えてくれ始めた。(お、実はこっちで待ち時間なくできたりするのか!?)
ただ、ビザの延長手続きの前にメキシコシティからの住所変更もしないといけないことが判明して、その親切な担当者は、そのややこしい手続きと必要書類を確認するために彼の上司のデスクと行ったり来たりしながらも説明してくれた。

ほんとややこしくて、僕も質問したりしながら何度目か彼が上司のところへ聞きに行ったとき、どうやら何かを注意されている様子が見えた。
戻ってくると彼は「申し訳ないんだけれど、じつは僕はこの担当ではないので、むこうの窓口で聞いてもらえるかな?」と、最初に僕らが案内された番号札を取った方の部屋を指しながら言ったのだった。
アッチャー、違ったのか。
あぁ、きっと彼は上司に、自分の仕事をしろ!なんて注意されたんだろうな、と想像しながら、声を掛けたことを反省しながら移動すると、ちょうど僕らの番がやってきた。
ちなみに、そのあとちゃんと担当の人に聞いてみると、彼が言っていた申請に必要なもの、手順などは全然違っていて、ややこしくなかった。(彼にはホント、申し訳なかった)

メキシコシティの、カウンターを挟んで担当のおばちゃんとやり合うイメージと違って、オアハカのイミグラは、部屋に入ると担当官が4、5名それぞれのデスクに座っていて、順番がきて僕がその部屋に入ると、空いている担当官が自分の前のデスクを挟んで置いてある椅子にこっちだよっと案内してくれる。
マクドナルドで注文をするような落ち着かないやり取りのメキシコシティのイミグラとは全然違って、座ってゆっくりと話をしてくれるような対応が受けられそうで、心底ホッとした。

その最初の日の窓口で話した人がまた良かった。

今日は何の申請ですか?と穏やかに聞かれると、え〜と住所変更をしなくちゃいけなくて、あ、でも本当にやりたいのはビザの申請手続きで〜、と、その直前知った住所変更のことなども頭に浮かびながら、しどろもどろに状況を説明する僕に(いや、ちゃんと順を追って説明できていたと思うけど、もしかしたら実際はしどろもどろだったかも知れないから、謙虚にこう書いておく)、その担当者は、ちょっと待ってね、と紙に書きながら一つずつ手続きのプロセスを書いてくれて、必要な書類のリストをプリントアウトしてくれたり(実はイミグラのホームメージから印刷したのを持っていたが、彼の親切の波に流されて、持っているとは言えずに受け取った)、その日本当に丁寧に対応してくれた。

最初にそんな風に対応してもらったお陰で、その後のプロセスを理解できて、イミグラでの手続きに対して思い切り力んでいたのが、気楽に通えるようになった。

彼を含めて担当者は、

①Licenciadaと呼ばれる、キリッとしたお姉さん。無愛想なようで、時々笑顔。他のメンバーから時々質問されていて、仕事のやり手No.1!スペイン語が早くて、窓口の回転率を上げつつも、色々気遣ってくれて、水筒が空になった子供たちに、お水を入れてくれた。
②上のお姉さんの隣の席の、こっちは明るくおしゃべりもしちゃうお姉さん。オト〜、ヤマ〜、カント〜、とイミグラに行くと彼女の窓口に当たらなくても子供たちに挨拶してくれる。親身に相談にのってくれる感じ。
③まさにメキシコ人、というおばちゃん。仲良くなれれば近所のオバちゃんの如く色々相談できるけど、機嫌が悪かったり、関係を築けない外国人には意地悪ババァに見えるかもしれない。飲食禁止と書かれた室内でGalletaをぼろぼろ食べながら仕事してることもあった。顔は天空の城ラピュタに出てくる海賊の首領ドーラに似ていた。
④最初の日にあたった親切で信頼できそうなお兄さん。スペイン語も聞きやすく、面倒臭がらずに丁寧に説明してくれる、一番無難な窓口だと思う。

という4名で、正直メキシコ人おばちゃんはひっかかるけれど、毎回誰に当たるか楽しみな皆さんであった。
メキシコ人おばちゃんに最初あたった時は順風満帆に見えた手続きに暗雲広がっちゃったけど・・・仲間になったら心強かった。
4人の窓口担当者、事務作業をしている兄ちゃんたち、警備員、1ヶ月半の間には顔見知りになって、気が付けば挨拶し合うようになる。そういうの、嬉しいね。

続きはまた明日。

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