チョコラテの作り方



オアハカのチョコラテの作り方は簡単

 基本はチョコラテの粒を、熱い牛乳(またはお湯)でよく溶かすだけ。
火にかけたミルクパンや鍋などの中で、熱い牛乳に固形のチョコラテの粒を入れたあと、よーくチョコラテを溶かし、カップやボールに注ぎます。
しっかり溶かすのがポイントです。

 我が家ではティーカップ1杯分のチョコラテを作るのに、1粒(約10g)を入れる位の濃さで飲みます。
時にはエスプレッソカップで濃厚なチョコラテも。まさにカカオの味わいが感じられチョコレート好きにはたまりません。ぜひお好みの濃さで召し上がり下さい。

 また、牛乳で作れば飲みやすくよりチョコレートに近いリッチな味わい、お湯で作るとカカオ本来の味を楽しめる素朴で深い味わいとなります。昔はお湯割りでしたが、今は街の食堂でチョコラテを頼む時も「牛乳?それともお湯で?」と訊かれるくらい、どちらの味も好まれています。

モルニージョ
モルニージョは、こんな風に回して混ぜます

 日本の抹茶を茶筅(ちゃせん)で泡立てるのと同様、オアハカではモルニージョという専用のかき混ぜ棒を使って、チョコラテを溶かしながらふんわりと泡立てて仕上げます。
モルニージョがなくても、泡立て器やハンドミキサーなどを使うと、同じように美味しく作れます。
 沖縄のぶくぶく茶も泡を楽しみますし、ふんわりと泡立てるこだわりという共通点は面白いですね。

モリニージョの使い方はこちら


暑い日の定番アイスチョコラテ

 コーヒーもそうですが、こちらでは冷たくして飲むことがほとんど無いチョコラテですが、我が家では暑い日にアイスチョコラテを作っています。
家で何かとお手伝いしてくれるハシータ夫婦にも好評で、暑い日には庭で涼みながら飲んでいます。

 少量の熱湯でチョコラテをよく溶かし、濃いチョコラテ液を作ります。我が家では大体250mlのお湯に対し、チョコラテ10粒(約100g)くらいの割合でチョコラテを入れています。
 そのチョコラテ液を氷のたっぷり入ったグラスに、適量の冷えた牛乳と一緒に注げばアイスチョコラテの完成です。
チョコラテ液は冷蔵庫に入れても固まりません。牛乳で作っても良いのですが、冷蔵庫で保存するのに日持ちするお湯割りがおすすめです。1週間位を目処に飲み切りましょう。
チョコラテ液はチョコレートソースとして、スイーツなどにも使えます。